京都介護コンサル理念(高齢者住宅相談や介護保険外サービスを提供する理由)
一般的に、介護コンサルタントという看板を上げておられる方は、
行政書士さんなどの『士業』やコンサルティングファームに属する方が
ほとんどです。
仕事内容としては、開業支援、経営や営業に関するコンサルです。
私の『コンサル』の意味合いは違います。
高齢者の暮らしをコンサルすること
有料老人ホームや高齢者住宅への入居相談を中心に、
介護保険外サービスの提供も行ない、
高齢者の暮らしそのものをサポートし、
私のサポートを受けていただく高齢者ご自身やご家族から、
それに見合う対価をいただきます。
有料老人ホーム探しについては、
『無料相談』⇒『施設からの成約料で収入を得る』
という歪なシステムが横行しています。
それにより、入居後のトラブルや、また移り変わらないといけないという
高齢者にとって大きな負担を強いる結果が急増しています。
それを避けるために、
相談に来られる方からお金をいただいて、その方のための仕事をする、
という、至極当然のシステムで仕事をしています。
また、あえて保険外サービスを提供するのも、
ほとんど同じ理由です。
医療福祉関係者には、患者様や高齢者に対して、
『お客様』であるという意識が著しく欠けているが多い。
その一因として、
保険から9割や7割、残りを患者・利用者の『負担』という認識があります。
医療・介護は、生命や暮らしにあまりにも密接しているため、
『サービス』という認識を持てない。
結果、そこにかかる費用も、『対価』ではなく『負担』という言葉にすり替わります。
何度でも言い続けます。
医療・福祉は、 いのちと暮らしを扱う、究極のサービス業
です。
ですので、それを明確にしたいという思いから、
保険を使わず、私のサポートに対する対価をお客様ご自身からいただく形を取りました。
太田英樹の介護コンサル業は、
福祉はサービス業であるという考えのもと、
施しでも、形だけの契約でもなく、
本当の意味で、その方らしい高齢者の暮らしを支える
ことが仕事です。
ですので、その一環として、施設での研修や講演もしています。
それは、その施設のために請け負うのではなく、
その施設のスタッフに私の考えを理解していただくことで、
サービス受給される高齢者の暮らしに還元されることを
目的としています。
ですので、コンサル料や依頼料をもらうからといって、
無条件にその施設のために何でもするということはありません。