京都介護コンサルのブログ
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2014.01.25
定期巡回サービス
24時間定期巡回型訪問介護看護が出来てから、自宅を頻回に訪問するということが可能なりましたが、
その事業所数はまだまだ少ないのが現状ですし、本来の機能を果たせているとは言えない状況です。
ご自宅での介護が難しく、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の需要が伸びてきていますが、
そのサービス内容に差がありすぎるため、ご本人様の状態によっては、
「せっかく入居したのに、解決になっていない」
とか
「訪室ごとに課金されるので、当初の予算を大きくオーバーしてしまっている」
などの声が聞かれます。
もちろん、うまく希望の施設や高齢者住宅に入居でき、満足のいく生活を送れている、
もしくはご家族のニーズを満たしている例も少なくありません。
在宅の介護事業、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、
どれをとっても、万能はところはないんです。
それを無理やり介護保険のサービスで補おうとすると、ケアぷあんの整合性を問われ、
実地指導で指摘を受けたり、監査を受けることになります。
そういったことを避けるためには、入居者・ご家族のニーズを退けるか、
相応の対価を頂戴するか、という選択肢になります。
今後、軽度者の介護サービスが限定的にしていくという国の方針も出始めていますし、
ケアマネの更新研修では、露骨に「介護報酬を抑えなさい、インフォーマルサービスを活用しなさい」
と指導されますし、
特養の待機は相変わらず多い。
であれば、月約2万のご負担で、週3回の定期巡回サービスという「インフォーマルサービス」を利用して、
特養を申込みながら、順番を待つというのも、ケアマネとして提案できる一つのプランなのではないでしょうか。